変光星観測者の皆さま いつもながら熱心な観測ご苦労様です。 さて、2月の連星変光星研究会では「まあ10年くらいまでには・・・」と言 われてしまったT CrBですが、ここのところでかなり暗くなってきました。現在 V等級で10.3等くらいで、この暗さは2024年の夏以来の暗さです。そして今回の 極小は7月くらいかと思われますので、さらに暗くなるかと思われます。また それにつれて色指数の値が大きくなってきました。ということは少し赤っぽく なってきたようです。 これがどういう意味合いを持っているのかは何とも言えないですが、もしか すると連星系を取り巻くガスが濃くなってきているのかなあ、とか頭をよぎっ たりします。このガスがどどっと白色矮星に落ちていけば・・・ いやまああまりいい加減なことを言うと怒られてしまいますが、いずれにし てもここ1〜2年とはちょっと違った状況になりつつあるのかもしれません。 ただその一方で、伊藤さん佐野さん久保寺さんたちがいつも取り組んでおら れる連続測光のグラフは最近はおとなしいですね。一昨年くらいはもう少し変 動が大きかったと思うのですが、さてこのあたりもどんなものでしょうか。 ということで最近の光度変化とB-Vのグラフを添付します。さて、このあと どんな変化を見せてくれるか、皆さん引き続きよろしくお願いします。 高橋 進
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T CrBの光度曲線と色指数2023-2025.jpg
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